ブログと言うのも不思議なものだと思うのだが、一度書くことから遠ざかると、なかなか書けなくなるし、また戻ると続けて書けるものらしい。
いつかどこかで書かなければと思いながら、時間が経ってしまった話題を、今日書くことにした。
私は、来年3月31日で大学を退職することにした。
ブログと言うのも不思議なものだと思うのだが、一度書くことから遠ざかると、なかなか書けなくなるし、また戻ると続けて書けるものらしい。
いつかどこかで書かなければと思いながら、時間が経ってしまった話題を、今日書くことにした。
私は、来年3月31日で大学を退職することにした。
毎日毎日、何でこんなに次々と、いろいろなことがあるのだろうと思うほど、本当に刺激が多い。
実は、その一つ一つが、ブログで書きたい題材だが、それぞれの出来事に対処するので精一杯で、とても書いている暇などないのが、私の正直な気持ちである。
そんな訳で、前の記事を書いてから、あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいそうだ。
そんな中、今日は、どうしても書いておきたいうれしいことがあった。
9月17日から9日間の学会参加ツアーが終わって、27日の夜高知に戻ってきた私ですが、大学に出て行くと、留守の間にたまっていた問題が山積みで、なかなか母の所に行けなくて、ようやく昨日、久しぶりに母を訪ねました。
病室に入って、すぐに目についたのは、消灯台の位置が右から左に移動して、窓際になっていたことでした。
母の脊椎はひどく湾曲していて、肺を圧迫していることもあって、窓の方を向いていることが多いのですが、今までは消灯台が反対側にあったので、せっかく飾ってあるお花や絵手紙を見ることができなかったのです。
8月の終わり頃だったか、今年の3月に卒業した学生の一人から連絡が来て、9月14日の日曜日に、最初の同期会をするので出席してほしいとの事だった。このクラス、私が4年間担当したクラスで、私も特別な思いがあって、とにかくうれしかった。
(出席者全員と私で集合写真をとった)
42名の卒業生の内27名が集まって、とにかく賑やか賑やか、服装もお化粧も、皆大人っぽくなったけれど、口を開けば、半年前の学生気分にすっかり戻っていた。
今朝パラオのダイビングについてのブログをチェックしていたら、大井手さんから、下のようなコメントが入っていて、とても感激した。
吉野さん、
アケボノハゼ
ギンガハゼ
ヘルフリッチ
写真 すばらしいと思います。
吉野さんと最初に出会った頃
と又 別のダイビングの世界が
広がっていると実感出来ます。
人間の学習能力と光化学の開発
進歩の賜物ではないでしょうか!
本当に、今後が楽しみです。
大井手結花里
パラオから戻って、あっという間に3日が経って、久々に母の顔を見に行きました。
バラオに行く前に会いにいった時も、そして今回も母は、軽いいびきをかいて眠っていて、あんまり話もできなくて、ちょっぴりがっかりでした。
話ができないのはがっかりですが、安らかな寝顔を見ていると、正直ほっとします。「痛いところも、辛いところもない」ように見えるからです。
母の所には、うえるぱ高知の私の知人の方たちが交代で訪問してくれていて、ベッドサイドの花瓶にいつも季節の花が生けてあったり、今回は絵手紙がおいてありました。
専門の病院に預け、専門家が看護・介護をしてくれていて、とても安心ですが、それでも1人で母を見ている私です。こうして、仲間の人達に支えていただけると、本当に心強いです。
こういう支えがあるから、安心してパラオでダイビングしたり、仕事に打ち込んだりできるのです。
皆さん、本当にありがとうございます。
5日間のダイビングは、とにかく満足の行くものであった。最後の日は、ホテルでゆっくりしてなどと思っていたのだが、「せっかくのチャンスなので、世界でここだけに生息していると言う無毒のクラゲを見に行こう」と言うことになった。
動画は、そのクラゲの様子を写したものである。
(左の写真はクラゲと遊ぶ私、右は水面に浮かんで周りの景色を撮ったもの)
(パラオの有名はブルーホールで知人と2人でガイドさんに写してもらった写真)
大物だけでなく沢山の小生物も見ることができたのは、専属でついていただいたガイドさんの「見せる力」のすばらしさのお陰である。
今回再び確信したのであるが、私のようなロービジョン者がとても見ることができないだろうと思っていたものを見ることができるようになるための、もっとも大きな要素は、見せ手の専門性と熱意、そして、見せようとする人のためにかけることのできる時間なのだ。
パラオであまり沢山のものを見たので、とても一つの記事にはまとめられない。そこで、この記事は、私が見ることができて、しかも写すことが出来た小生物を中心にまとめて見た。
どれも私にとってはやっと見ることができ撮影できた写真だ、写真としてはへたくそなものだけれど、私の「見えた」喜びを、皆さんも味わって欲しい。
(左の写真はギンガメアジの大群をバックに右の写真はマンタをバックにガイドさんが写してくれた)
8月25日から5日間、ダイバーなら皆あこがれるパラオの海でダイビングをして来た。
今年の3月シュミランクルーズですごく良い思いをした私は、すぐに次のダイビング計画をたてたくなって、大井手さんの薦めもあり、8月にバラオでダイビングをすることに決めていた。
いつもなら出かける前は、とてもわくわくで、このブログにも一杯予告を書くのだが、今回は何故かあまり気乗りがしなかった。
バラオは、大物が沢山見られるだけあって、潮の流れも速く、難しいポイントなのに、私はとにかく疲れていた。パラオで潜る自信がなかったのかもしれない。
不安を抱えたまま、出発したのだが、結果は上記の写真が示す通り、26年間の私のダイビング人生の中でも、トップクラスのラグジュアリーなダイビングになった。
まず、私が何を見たのか、大物編を紹介しよう。
私が高知女子大に赴任して今年は10年目の節目の年です。
ちょうど10年前、障害者もよさこいで踊りたいと言うことで「てんてこ舞い」と言うチームが結成されて、私も何が何だか良く分からないまま、その実行委員会に入って、チームの立ち上げに関わりました。そのことをきっかけにして、私は前向きに人生を生きている多くの障害者の方たちと知り合うことができ、高知での活動の基盤をつくることができたのです。
10年前、てんてこ舞いのスタッフとして踊りの後について通り過ぎた追手筋の桟敷で、いつか観客としてよさこいを楽しみたいと思っていた私ですが、地元の皆さんの協力で、今年その夢が実現しました。