夢の島パラオでのダイビング(大物編)

ギンガメアジの大群をバックに写っている私 私の後ろにマンタが泳いでいます
 (左の写真はギンガメアジの大群をバックに右の写真はマンタをバックにガイドさんが写してくれた)
 
 8月25日から5日間、ダイバーなら皆あこがれるパラオの海でダイビングをして来た。
 今年の3月シュミランクルーズですごく良い思いをした私は、すぐに次のダイビング計画をたてたくなって、大井手さんの薦めもあり、8月にバラオでダイビングをすることに決めていた。
 いつもなら出かける前は、とてもわくわくで、このブログにも一杯予告を書くのだが、今回は何故かあまり気乗りがしなかった。
 バラオは、大物が沢山見られるだけあって、潮の流れも速く、難しいポイントなのに、私はとにかく疲れていた。パラオで潜る自信がなかったのかもしれない。

 不安を抱えたまま、出発したのだが、結果は上記の写真が示す通り、26年間の私のダイビング人生の中でも、トップクラスのラグジュアリーなダイビングになった。
 まず、私が何を見たのか、大物編を紹介しよう。

ダイバーの後からついてくるナポレオンフィッシュ

 ブルーコーナーと言う有名なポイントに潜ると、必ずといって良いほどナポレオンが登場する。私たちダイバーに興味があるのか、私たちの後をついて来て、振り返るといつもそこにいる。はじめは一生懸命シャッターを切っているのだが、そのうちに「また」と言う感じになる。何とも贅沢な話である。

ブルーリーフシャーク

 サメがこんなに鮮明に写るほど近くに寄ってくるなんてあり得ないのであるが、ここバラオではブルーコーナーだけでなく、ウーロンチャンネルやブルーホールでも、沢山のサメに、しかも間近で出会うことができた。




大きな亀(鼈甲の材料となるタイマイ)

 亀にも潜る度に合うことができた。しかも、泳力もなく追いかけて写真を撮れない私のそばにも寄ってきてくれる。全く信じがたい光景である。

バラクーダの大群

 ダイビング最終日に「これが最後です」と潜ったブルーコーナーで、バラクーダの大群にでっくわした。ガイドをしてくれていた誠一さんが後ろから私を押してくれたので、はっきりバラクーダの筋が見えるほど近くで撮影することができた。こんなに沢山見るものが出て来ると、いったいどこを見ていたら良いのだと贅沢な悩みで困り果てるほど。

海底の鍾乳洞で友人と記念撮影

 上の写真は、シャンデリアケーブという海底洞窟の中で撮ったものだが、これもパラオ独特のポイント。とにかく5日間14本のダイビングの間中、わくわくどきどき、すばらしいガイドさんのお陰で、「不安」はすっかり解消。

 本当に楽しかった。本当に行って良かった。