今年中はお世話になりました 来年もよろしくお願いします

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 2009年元旦になったら、ブログでご挨拶をしようと思っていましたが、その時間は、きっとネットが混み合ってつながらないだろうし、お酒を飲みながら紅白でも見ていたら、寝てしまうかもしれないので、今書き込みをすることにしました。

 今年は、本当にいろいろとあった年です。10年つとめた高知女子大学を退職することに決め、退職まで後3ヶ月になったことが、私的には一番大きな出来事かもしれません。
 そして、退職して時間が出来るからと言うことで、第18回視覚障害リハビリテーション研究発表大会を高知でお引き受けすることにしたのも、とても大きな決断でした。 
 これで終わりだと思っていたのですが。

久しぶりに母の所に

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母の枕元にきれいな花と絵手紙が
私と母のツーショット
(母はいびきをかいて寝ていましたが、写真を撮りました)

 昨日無事洋服ダンスの運び出しがすんで、ほっとしたので、今日は8日ぶりに母の所に行って来ました。私の知人が、交代で母の所に見舞いに来てくれているのですが、その知人が、いつも母の枕元にすてきな花を生けておいてくれて、絵手紙ももって来てくれていました。

 お正月にかけて、またまたスミランにダイビングに行く私としては、少し長く母の所にこられないので、そのことも含めて、今日はゆっくり母と話したかったのですが、昼食の後だったからか、母はいびきをかいてぐっすり眠っていて、呼びかけてもとうとう起きてくれませんでした。

 母は目を覚ましてはくれなかったのですが、この1年2人とも無事に過ごせた記念にと思い、看護師さんに頼んで、寝ている母とツーショットの写真を撮ってもらいました。

研究室を開けると言うこと

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 月日の経つのは本当に早いもので、今年も後5日になりました。来年になれば、あっという間に退職を迎えることになります。
 退職の覚悟は徐々に整って来ていますが、一つ困ったことがあります。それは、研究室を開けなければならないことです。

 研究室には山ほど本や資料があります。研究室を開けると言うことは、それらの本や資料を引き取ると言うことです。引き取るためには、当然ですが、沢山のスペースが必要です。

掃除機がぽつんと角にたっている  洋服ダンスを運び出した後のがらんとした部屋
(大きなタンスを運び出した後のがらんとした部屋)

久しぶりに臨床の現場に出て思うこと

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 あっという間に12月になった。私の退職まで4ヶ月を切ったので、きっと、瞬きしている間に退職になるのだろうと思ったりするほど、本当に時間の経つのが早い。
 
 そんな中、12月6日と7日の二日間、四万十で行われた視覚障害者向け機器展示会と相談会に出張するチャンスがあった。
 12月6日(土)は、この冬一番の寒気団が来て、とても寒い朝だったけれど、久しぶりの遠出と臨床の現場に出られることとで、私の気分は高揚していた。

こうして体験スクールは実現しました

 11月21日からの4日間にあった様々なことで、もっともっと書きたいことがあるのですが、やらなければならないことが、山のように押し寄せて来て、当分ブログどころではなくなりそうな雲行きです。
 明日からの、その忙しさに忙殺されない前に、体験スクールの件で、どうしても書いておきたいことだけでも、書いて置くことにしようと思います。

人工壁の前まで車が止まっていて、壁の周りには草が  草刈りをする仲間たち
(左の写真は車が壁の前まで止まり、草ぼうぼうの壁、右は草刈りをしている風景)

私とフリークライミング

 11月21日(金)から24日(月)までの4日間は、盛りだくさんの企画で、とても充実していて、しかも、とても忙しかった。この4日間に3つの大きなイベントがあって、どれもこれも、私のブログで紹介したい事ばかりである。
 たぶん、日にち順に紹介して行くのが正しいやり方なのだと思うが、今の私にとって、もっとも印象的だった「フリークライミングの体験」から、どうしても書きたくなった。
 11月5日の私のブログで紹介したように、私は、この1ヶ月近く「視覚障害者向けフリークライミング体験スクール実施」を事務局として、一生懸命準備して来た、
 なぜ、このスクール実施に熱心だったかと言うと、それは、その普及に努めておられるモンキーマジックの小林さんの話が、とても面白く、新しい事に挑戦していく課程が、私がダイビングにのめり込んで行った頃の同じにおいと情熱を感じたからである。
 けれども、「私がフリークライミングを体験する」事は絶対にしないと決めていた。

春野運動公園の高さ10メートルの人工ウオール
(写真は、春野運動公園にある高さ10メートルの人工壁で準備をしている所)

私も卒業するので

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おしゃれをして1人で記念撮影した写真

 昨日、来年3月に卒業する学生たちが、卒業アルバムの個人写真を撮った。「先生も個人写真新しく撮り直しますか?」と、アルバム作成委員の学生に聞かれて、普段なら「去年のままで良いよ、1年で大して変わる訳ではないし」と無視するのだが、今年度一杯で退職を決めているので、「記念に撮り直してもらおう」と言う気になった。
 (左の写真は、写真屋さんにとってもらう前に学生に写してもらった)

第18回視覚障害リハビリテーション研究発表大会(高知大会)
開催のお知らせ (第一報)

 高知県でもようやく知られるようになって来た「視覚障害リハビリテーション」の理論や実践をこの分野の専門家たちが集まって研究している「視覚障害リハビリテーション協会」が主催して、その研究成果を公にするために毎年各地で研究発表大会を開催しております。来年度の第18回大会は高知での開催となりました。
 大会の準備は、今始まったばかりですが、四国で初めての開催です。視覚障害リハビリテーションの最新の理論研究の発表・視覚障害者向けの最先端機器の展示など、盛りだくさんの企画を考えております。
 皆さんに関心を持っていただき、参加したくなるような大会づくりをしたいと思っておりますので、どうぞご期待ください。

大会長 高知女子大学社会福祉学部 吉野

18回大会開催時期 2009年9月26日(土)27日(日)
場所        高知県立福祉交流プラザ
          高知県高知市朝倉戊375-1
          088-844-9411
 福祉交流プラザのホームページ 
     
現在確定しているプログラム

特別講演に、東京大学先端科学技術研究センターの福島智氏をお招きして、視覚・ 聴覚重複障害者を取り巻く状況をはじめ、最新の障害者福祉についてのお話を伺う予定です。
日時    2009年9月26日(土)午後を予定
 福島智准教授のことを知りたい方はこちらへ

視覚障害者向けフリークライミング体験スクールの開催

 NPO法人「モンキーマジック」を立ち上げて、視覚障害者にフリークライミングの楽しさ、すばらしさを教えようと全国を飛び回っている小林さんを、高知にお招きして、私の大学で講義をしていただいてから、早いもので1年が経過してしまいました。

 自らも中途視覚障害者の小林さんのお話を聞いてから、その話に感動した私たちは、いつか高知でも、視覚障害のある方たちに実際にフリークライミングを体験してもらいたいと考え、チャンスを狙っていましたが、今度、小林さんのお力添えで、高知でもフリークライミングの体験スクールを実施できることになりました。
 実施は、11月24日(月 祝日)
 場所は、春野の総合運動公園体育館に設置された、クライミング用人工壁です。
 詳しくは、下記の募集要項と申込書をダウンロードして見てください。
ファイルをダウンロード

 1日のスクール参加者だけでなく、ちょっと体験して見たい方のために「プチ体験」も大歓迎です。
  プチ体験の場合も、申込書の記入と保険料500円は必要ですので、ご承知おきください。

 尚、フリークライミングのこと、小林さんのことをもっと詳しく知りたい方は、モンキーマジックのホームページにアクセスして下さい。http://www.monkeymagic.or.jp/index.html

南口さんの授業

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 2003年に高知女子大を卒業した南口(なんこう)さんが、2年間のガーナでの青年海外協力隊の任期を終えて、この9月に帰国しました。
 また、来年の1月から、今度はジャイカの契約職員として、ガーナでエイズ対策調整員として働く事になったのですが、この帰国を機に高知に来てくれる事になりました。

 チャンスとばかり、私の授業で、「発展途上国の障害者問題」や「エイズ対策」について、話をしてもらう事にしました。

障害者福祉論で授業をする南口さん

 若い学生たちに、いろんな分野で活躍する先輩たちの話を聞いてもらって、広い視野で進路選択をしてもらいたいと思って、帰国するたびに南口さんに話をしに来てもらって、これで3回目になりますが、毎回どんどんプレゼンテーションがうまくなって来て、成長ぶりをひしひしと感じられて、とてもうれしい気持ちになります。