昨日、来年3月に卒業する学生たちが、卒業アルバムの個人写真を撮った。「先生も個人写真新しく撮り直しますか?」と、アルバム作成委員の学生に聞かれて、普段なら「去年のままで良いよ、1年で大して変わる訳ではないし」と無視するのだが、今年度一杯で退職を決めているので、「記念に撮り直してもらおう」と言う気になった。
(左の写真は、写真屋さんにとってもらう前に学生に写してもらった)
11月12日の朝起きて、私にしては珍しく、衣装選びに時間をかけ、アクセサリーを慎重に選んで、自宅の鏡の前で、何回も自分を見て、そして、いざ撮影となったが、お化粧嫌いの私なので、お化粧もしてなければ、眉毛や産毛なんかも剃っていなくて、何となく気が引けてしまった。
それでも写真屋さんに撮ってもらった時には、「記念だから大きく引き延ばしたのを1枚買いたいな」と注文などしてしまった。
こうやって、退職までにいろいろと儀式をして、そしてだんだんに覚悟を決めて行くのかな。などと思っている私である。