1年が経つのは瞬きする間と言う感じがする今日この頃。
今年も高知福祉器機展のシーズンが到来した。
開催日時 2009年6月19日(金)から6月21日(日)
全体チラシを見てください。
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今年のコンセプトは、相談型の器機展と言うことで、特にキッズ・コミュの試みが面白いです。
その情報は、ここでファイルをダウンロード
今年の器機展の中でも、沢山面白いセミナーをやります。その情報は、うえるぱ高知のページからダウンロード出来ます。
http://welpa.cocolog-nifty.com/welpa/
沢山の方たちと会場でお目にかかれるのを楽しみにしています。
3月21日午後4時25分に、母が違う世界に旅立ちました。
68歳の時に骨粗鬆の症状が出てから20年、私と一緒に高知に来てくれて、私と一緒に高知で戦ってくれて、私の退職の決意を待ってくれていたかのような旅立ちでした。
3月15日に熱を出して、16日に腎不全の状態になってから、21日まで5日間、母は本当に良くがんばっていました。
控えめで、目立つこともない母でしたが、昔からとても我慢強い人でした。
最後のがんばりは、本当に尊敬に値するものでした。

(通夜の時、好きな花に囲まれて眠る母)
退職まで、後1月を切った今日この頃、常勤だからこそしなければならないこと、—いやできることといった方が良いだろうか—がこれで最後ということが連日続いている。
2月25と26日には大学の前期入試が行われて、私は試験管として、40人近くの学生を面接した。1人1人の学生さんはもちろん真剣、選ぶ私たちもとても真剣。1日半の面接が無事終わってほっとした。もちろん前期入試の面接官という仕事も、常勤の教員だから行える仕事。でも「これで最後」などという感傷に浸っている余裕は全然なかった。ただ、無事に終わって一安心で、どっと疲れたという感じが残った。
今日は、4年生の卒業論文発表会の日、朝9時から卒業生全員のプレゼンテーションを聞いた。こういうことも、もう今年で最後、少し感傷的になってしまう。
卒論の発表会の後は、3年生が主催する「卒業生を送る会」

(左はオープニングのコミカルなダンス 右は会半ばのアクロバティックなダンス どちらも3年生が演じている)
最近のデジタルテレビや録画用のDVD器機は、とても便利にできているようで、思わぬ所でロービジョンの私には、すごく使いにくいことがある。
デジタルテレビやDVDは、番組の視聴予約や、録画予約を、写真のような番組表をたどって、リモコンの決定ボタンを押して行うのである。いちいちチャンネルと時間を入力するよりとても簡単である。
所で、小さな字で書かれたこの番組表を私が見ることができる距離は、画面から50cmぐらいの所である。
まるで駆け抜けて行くように1月が終わってしまい、あっという間に、退職まで60日を切りました。
退職までに、やらなければいけないことが一杯あるのだと、つくづく思います。
まず、大学の研究室を引き払わなければなりません。研究室には、とにかく本が一杯あって、その本の置き場所を考えなければならないのです。
「どうせ使わないし、読まないし」と思っても、捨ててしまう気にはどうしてもなりません。特に、私の専門の障害者福祉と視覚障害者についての本は、どうしても手元に置いておきたいのです。
そこで、暮れに、洋服ダンスなどを知人にもらっていただき、長年ため込んでいた、思い出は一杯なのですが、今は使わない鏡台などを捨てて、本を受け入れる場所をつくりました。
1月11日にスミランクルーズから東京に戻って、仕事にあそびに、とにかく刺激的な毎日を過ごしていたので、なかなかクルーズのことを書くことができなかった。
私は、沢山の刺激を好むけれど、こんなにいろいろなことがあると、一つ一つの出来事をじっくりかみしめることができないのが、とても辛い。だって、どの出来事も、私にとってかけがえのない出来事なのだから。
とにかく忘れてしまわない内に、今年のスミランのことを書いておきたい。

(水色のウエットスーツはめだたないとの指摘)
私は、昨年の12月29日に高知を離れて、タイのスミランでダイビングをし、東京で、学会や研究会に出て、昨日の夜遅く20日ぶりに高知に戻って来ました。
その間、電話で様子は聞いていましたが、ずっと母には会っていなかったので、今日は、どうしても母の所に行かなければと思って、留守中にたまった仕事をかたづけるのも、途中で放り出して、病院に行きました。

昨日シュミランクルーズから帰国したばかりの私。
すてきな写真も沢山撮れたので、まずそのことをブログに書こうと思っていたのだが、今日は、久しぶりに心がすごく解放される、感激的な体験をしたので、感激が薄れないうちに、そのことから書いて行きたいと思う。
11月の末に高知で、視覚障害者用の便利グッズの即売会を行った時に、協力してくださった日本点字図書館の方たちと、盲学校時代の懐かしい先輩たちと、私が東京にいる間に、カラオケを歌って楽しもうと言う計画があったのだが、ちょうど、開発中の「ピンディスプレイ」を使ったカラオケシステムの取材が入ったとのことで、私たちの集まりは、その開発中の機器を使って行うことになった。
年賀状をpdfファイルでアップして見ました。
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3日間ゆっくりしたら、元気になりました。明日からスミランでダイビングをして来ます。良い写真をいっぱい撮って来るつもりです。そして、今年1年を乗り切るエネルギーも得て来ようと思っております。
本年もよろしくお願いいたします。