見えづらいとこんなことでも困るのか?

  最近のデジタルテレビや録画用のDVD器機は、とても便利にできているようで、思わぬ所でロービジョンの私には、すごく使いにくいことがある。

デジタルテレビの番組表

 デジタルテレビやDVDは、番組の視聴予約や、録画予約を、写真のような番組表をたどって、リモコンの決定ボタンを押して行うのである。いちいちチャンネルと時間を入力するよりとても簡単である。
 所で、小さな字で書かれたこの番組表を私が見ることができる距離は、画面から50cmぐらいの所である。

  番組表を進めたり、選んだりするのは全部リモコンでするのだが、私がテレビにうんと近づいてリモコンを操作しようと思うと、なかなか上手く行かない。リモコンの電波の発信窓の方向が、ほんの少しずれただけで、テレビは動かなくなってしまう。

 リモコンの電波は、とても不思議な性格を持っていて、テレビから3メートルぐらい離れて使うと、電波を発信する窓の方向が適当でも、結構上手く操作ができるのだが、50cmなどと接近すると、方向がちょっとずれただけで、使えなくなってしまう。
 で、私は、番組の視聴予約や録画予約をするときに、大変不便な思いをしている。

 テレビに接近しても、操作性の良いリモコンを誰か教えてください。

パソコンデータを保存するUSBメモリーと透明なキャップ 

 最近、もう一つ困っていることがある。それは、パソコンのデータを保存して持ち運ぶフラッシュメモリーのキャップが、どこに行ったか見つからなくて、探し回ることである。
 何も考えもせずに、大量のデータが保存できるからと思って8ギガのメモリーを購入したら、そのUSB部分をカバーするキャップが透明のものだった。ただでさえ小さなキャップ、しかも透明。しょっちゅうなくしては、探し回る。

 キャップを付けなくても、データが失われることは滅多にないらしいけれど、キャップなしで持ち歩くのはとても不安。こんな所でも、色のバリアフリーを考えてもらいたいなと思ったりする。
 メモリを買うときに、キャップの色が見えやすいのかどうか考えなかった私が悪いのだろうか。
 
 本当に、思わぬ所で、思わぬ困難にぶち当たるからいやになってしまう。