高知県リハビリテーション研究会は、「地域リハビリテーションの理念に基づき、高知県下の保健・医療・福祉の向上に寄与する」を目的として、リハビリテーションに関わる様々な職種の方達が集い、いろいろな勉強会をやっています。そして、年1回
大きな研究大会をおこなって、地域のリハ活動について、発表の機会を作っています。今年度の第54回大会は、新型コロナの感染拡大防止のためにオンデマンドの大会として開催されました。、
テーマ:生きづらさに寄り添い、多様性を認め合う当事者主体の地域づくり
催日時:第1部 2022年11月8日(火)~2022年11月30日(水) ※動画視聴(URLは開催初日にお知らせします。)
第2部 2022年11月27日(日)10時~15時 ※ZOOM開催
詳しくは、下記HPで見て下さい。
ttp://rihaken.sakura.ne.jp/rihab/news/54.shtml
整形外科医や内科医、PTやOT等、多職種が参加している会で、初めて
第43回の全体テーマが「視覚障害リハビリテーション」で、そのことで、とても
感激して、その時は、既に高知を離れていましたが、視覚リハについて、講演
させていただきました。
43回大会の様子も、私のブログにあります。
https://yoshino-yumiko.net/2014/08/post-282.html
そんな思い出で深い会で、今年視覚リハに関連して、2題の発表をさせていただきました。
その内の1題が、奨励賞をいただいたこともあり、私のブログに掲載したいと
思います。
雑誌「視覚障害」12月号表表紙
今年の気候は、本当に不純ですね。つい最近まで、秋とも思えないような暖かい日が続いていたのに、今日の東京は、凍えそうな寒さです。そんな気候に振り回させて、私は、少し体調を崩してしまった見たいですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。どうぞお体に気を付けて下さい。
さて、私が「雑誌視覚障害」でコーディネートさせていただいているシリーズ、「視覚リハ(ローピジョンケア)の現場から」も今月で7回目の連載となりました。月刊視覚障害の許可をと執筆者の許可を得て、私のブログに掲載いたします。多くの皆さんに読んでいただければ幸いです。
雑誌「視覚障害」2022年11月号表紙
あっという間に1ヶ月が経ち、秋晴れの日が続くようになってきました。鉢植えを育てるのが好きなくせに、旨く世話が出来ず、すぐ枯らしてしまう私ですが、3年前に買ったシクラメンは、奇跡的に3回目の休眠から無事復活、立派な葉が出てきました。これで、来年の春の開花が楽しみになりました。
さて、私がコーディネートさせていただいている雑誌「月刊視覚障害」のシリーズ「視覚リハ(ロービジョンケア)の現場から」は、連載6回目を迎えて、当事者の立場を生かして「寄り添う」視覚リハを実践しておられる石川さんに、その活動ぶりを執筆していただきました。いつものように、執筆者と月刊視覚障害の編集部の許可を得て、私のブログに転載させていただきます。
11月5日のシクラメンの姿
視覚障害2022年11月号-石川.pdfをダウンロード
月刊視覚障害10月号の表紙
ようやく秋風が吹いて、過ごしやすい季節になったと思ったら、突然暑くなったり、寒くなったり、連休のごとに、雨が降ったり、全く人騒がせな寄稿ですが、そんな事にはお構いなく、月日はどんどん経って行きます。私がコーディネートさせていただいているシリーズ「視覚リハ(ロービジョンケア)の現場から」も第5回になりました。今回は、地域の実情に合ったやり方で、視覚障害者の一人一人のニーズに沿ったきめ細かい方針を立てて、、訪問訓練を行っているNPO法人アイパートナーの前川さんに、その現状と課題について書いていただきました。今までと同様に、執筆者の同意を得て、このブログでもPDFデータとテキスト形式で、紹介させていただいています。
視覚障害2022年10月号-前川.pdfをダウンロード
雑誌「視覚障害2022年9月号」表紙
9月の声を聞くようになって、朝夕は少し過ごしやすくなり、夜ベランダに出ると、秋になく虫の声が聞こえるようになってきました。けれども、今日は、朝から猛暑、広報車が「水分の補給とエアコンの使用で熱中症の予防をしてください」と言いながら町を流していました。
さて、雑誌「視覚障害」に私がコーディネートさせていただいているシリーズ「視覚リハ(ロービジョンケア)の現場から」も4回目を迎えて、浜松のウイズ蜆塚の施設長古橋さんに依頼をして、「就労継続支援B型事業」を広く活用して、生活訓練事業も拡張し、地域の実情に即した視覚リハシステムの構築を模索している様子を書いていただきました。
このユニークな試みを多くの方に知っていただきたくて、執筆者古橋さんと月刊視覚障害編集室の許可を得て、私のブログでも公開させていただきます。公開は、PDFデータと、テキスト形式で行います。
視覚障害-2022年9月号-古橋.pdfをダウンロード
私の眼の紹介
私は、現在74歳、先天性白内障で両眼とも失明状態で生まれたのですが、生後6ヶ月から7歳までの間に、何回かに分けて濁った水晶体を摘出して、早期に眼に光が入ったことと、レンズなどの光学機器の素晴らしい進歩と、ロービジョンケアの恩恵を早くから受けたことなどで、昨年までは、良い方の左眼の矯正視力が0.2程度見えていて、視野障害もなく、状態は、比較的安定していました。(少し話しがそれるのですが、70年以上前には、白内障の手術は、安全のために10歳ぐらいで行うのが常識だったらしく、生後6ヶ月で開眼手術を受けられたのは、奇跡みたいなことだと、私が50歳ぐらいの時に、眼科の歴史に詳しい先生に言われて、初めて知りました。)
話しを元に戻すと、私が30歳ぐらいの時に右眼に角膜混濁が起こり、そのことで詳しい眼の検査を受けて、知ったのですが、私の眼は小眼球で、眼の構造は眼軸の長さが28ミリあり、いわゆる強度近視(今では病的近視とも言うらしい)で、網膜が引き延ばされて、「網膜剥離を起こしやすいので、気を付けるように」と、私が診てもらってきた眼科の先生方に、いつも言われていた。
10年ほど前になりますが、良い方の左目に、暗い所から明るい所に出ると、黒い影のような物が見えるようになり「いよいよ網膜剥離が起きた」のではないかと慌てて、大学病院の網膜硝子体の専門の先生に紹介していただき、その時は、幸い網膜剥離ではなくて、加齢により硝子体が液化する現象で、それで影が見えたのだと言うことが分かりました。ただ、網膜剥離など、異状の起こりやすい眼なので、このことをきっかけに、3ヶ月に1度ほど、定期的に診ていただくことになり、ずっと今まで通い続けてきたのです。
雑誌「視覚障害」2022年8月号表紙
コロナの猛烈な感染拡大と、猛暑、そして線状降水帯による豪雨と水害、今年の夏は、本当にひどい夏ですが、副反応が心配だった新型コロナウイルスのワクチン接種(4回目)も無事に終わり、幸いなことに、私は元気で過ごしています。
毎回同じ台詞になってしまうのですが、1ヶ月経つのはあっという間、私が「月間視覚障害」編集部から依頼を受けてコーディネートしているシリーズ「視覚リハ(ロービジョンケア)の現場から」の第3回目が、8月号に掲載されました。
私は、視覚リハの普及を目指した活動をしてくる中で、実際に視覚リハを行っている現場から、視覚リハの有用性や、その方法について、どんどん広報することがとても大切だと思ってきました。しかし「広報する」には、時間とお金と人手がかかりますし、効果的に広報すると言うのは、とても大変なことだと思ってきました。
その大切なのだけれどもなかなか現場で行えない「広報」を効果的に行っているところ「日本盲導犬協会」を知り、「行政向けの広報」を必要性と、その方法について是非書いて欲しいと思い、この広報活動に精通している歩行訓練士の堀江さんに執筆を依頼して、掲載が実現しました。
タイトルは「行政職員向けセミナーについて~日本盲導犬協会が自治体にアプローチする理由」です。
この内容も、是非少しでも多くの関係者に読んでいただきたくて、月刊視覚障害の編集部と相談し、執筆者の堀江さんの許可を得て、私のブログにも掲載させていただくことになりました。
PDFデータと、テキストで掲載しておりますので、沢山の方に読んでいただければ幸いです。
雑誌視覚障害2022年7月号表紙
今年は、あっという間に梅雨が明け、そして猛暑、新型コロナの第7波が始まって、とにかく生きにくいひどい夏です。私は、夏が大好きですが、今年は憂鬱な夏を過ごさないといけないようです。
さて、私が月刊視覚障害の編集部からの依頼を受けてコーディネートさせていただいている「シリーズ視覚リハ(ロービジョンケア)の現場から」の第2回は、原田敦史さんが執筆してくださった「歩行訓練士の現在地」です。
このシリーズで私が執筆を依頼した11人の書き手は、皆さん、今「視覚リハ」の現場で、新しい試みをしている方達です。その方達の書かれた物を多くの方に読んでいただきたいという思いで、月刊視覚障害の編集の方と相談して、「執筆者の方の許可を得られれば」私のブログにも掲載して良いということになりました。
今回著者の原田さんの許可をいただきましたので、私のブログにも掲載させていただくことになりました。
PDFデータとテキストで掲載しておりますので、是非沢山の方に読んでいただきたいと願っております。
1 どんな所でプレゼンさせていただいたのか
私が高知女子大学を退職して東京に戻ってきた時、視覚障害リハビリテーションのことだけでなく、広く知識を学びたいと思い、いろいろとその場所を探していた時に、東大の医療政策研究所が社会人のために医療政策を学ぶチャンスを作っていることを知りました。
そこの募集に応募して、運良く選考をバスし、2014年4月から1年間、「患者の意思決定支援」をテーマのグループの仲間と学ぶことが出来ました。
このコースは、残念ながら今はないのですが、そこで学んだ方達が、同窓会を組織して、定期的に「情報交換会」を行っています。
その情報交換会で、2022年6月16日に、視覚障害に焦点を当てながら、65歳問題についてお話しをさせていただくチャンスをいただきました。
そのプレゼンテーションをPDFファイルで公開いたします。
高齢視覚障害者のリハビリテーションのことや、介護保険のこと、そして65歳問題に関心を持っておられる
方達の参考になればと思います。
視覚障害者の理解と65歳問題.pdfをダウンロード
月刊視覚障害2022年6月号表紙
もう8年前になるのですが、私が企画を出させていただいて、「視覚障害リハビリテーションの現場から」というシリーズをコーディネートさせていただいたことがあります。今年の1月ごろだったか、「同種のシリーズをまたやって見ませんか」と編集部の方から依頼を受けて、8年間の時を経て、「視覚リハの現場がどのように変わってきたのか」を知りたいと思いましたし、社会一般の皆さんに「視覚リハの現状」を知っていただく機会にもなると思い、この依頼を引き受けさせていただきました。
そして、私が第1回を担当し、その後11人の最前線で頑張っている方達に執筆を依頼して、快く受けていただき、6月号からシリーズ「視覚リハ(ロービジョンケア)の現場から」がスタートしました。
今まで、月刊視覚障害の許可を得て、私の書いた物は、発行から1ヶ月経ってからこのブログで公開させていただいていましたが、「もっと早く沢山の皆さんに見て欲しいんですが」とお願いして、発行から1週間で、ブログに公開する許可を得ました。また、PDFデータでの公開も認めていただきました。それだけでなく、他の11人の著者の方から許可をいただければ、その方の著作も、このブログで公開しても良いという許可までいただけました。
このシリーズが、今の視覚障害リハビリテーションについて、多くの方に知っていただいて、少しでもそのサービス内容が前進することに寄与できたらと思っております。いろいろと無理を聞いてくださった「月刊視覚障害」の方達に感謝を込めて。