第54回高知県リハビリテーション研究大会で奨励賞をいただきました。

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高知県リハビリテーション研究会は、「地域リハビリテーションの理念に基づき、高知県下の保健・医療・福祉の向上に寄与する」を目的として、リハビリテーションに関わる様々な職種の方達が集い、いろいろな勉強会をやっています。そして、年1回
大きな研究大会をおこなって、地域のリハ活動について、発表の機会を作っています。今年度の第54回大会は、新型コロナの感染拡大防止のためにオンデマンドの大会として開催されました。、

テーマ:生きづらさに寄り添い、多様性を認め合う当事者主体の地域づくり
 
催日時:第1部 2022年11月8日(火)~2022年11月30日(水) ※動画視聴(URLは開催初日にお知らせします。)
第2部 2022年11月27日(日)10時~15時 ※ZOOM開催
詳しくは、下記HPで見て下さい。
ttp://rihaken.sakura.ne.jp/rihab/news/54.shtml

整形外科医や内科医、PTやOT等、多職種が参加している会で、初めて
第43回の全体テーマが「視覚障害リハビリテーション」で、そのことで、とても
感激して、その時は、既に高知を離れていましたが、視覚リハについて、講演
させていただきました。
 43回大会の様子も、私のブログにあります。
https://yoshino-yumiko.net/2014/08/post-282.html
 

 そんな思い出で深い会で、今年視覚リハに関連して、2題の発表をさせていただきました。
 その内の1題が、奨励賞をいただいたこともあり、私のブログに掲載したいと
思います。

1 演題名「あるデイサービス施設(リハ特化型)における見えにくい高齢利用者に対する環境改善の取り組み過程とその効果、今後の課題についての一考察」

 見えにくい高齢者が利用している介護保険で運用されているデーサービス施設における、見えにくさに配慮した環境改善の取り組みについて、発表した物が、奨励賞(第3位)をいただきました。見えにくさに対する気づきと、環境改善のために施設全体が取り組んだことに対して評価していただきました。

 見えにくさに配慮した環境改善最終版.pdfをダウンロード  

2 演題名 「障害者施設や介護施設を利用している視覚障害のある高齢者の多様性と、その多様性に起因する多様なニーズを理解するために知っておくべき基礎知識について」

 高知県リハビリテーション研究会は、発表について、非常に自由な考え方を持っていて、発表のオリジナリティーとかを問うよりも、その発表が高知の地域リハビリに有用な意味を持てば良いと言うことで、2題の発表を認めていただきました。
 上記の演題は、見え方の多様性についての啓発を目的とした物で、奨励賞をいただいた、「見えにくさに配慮した環境改善」について、より良く理解していただくことが目的でした。

ニーズの多様性の理解のための基礎知識Ver金平レイアウト変更.pdfをダウンロード

 発表2本はきつかったけれど、大変充実した時を過ごせました。
 共同演者になっていただいて、支えていただいたお二人に感謝しています。