いつだったか良く覚えていないのですが、眼科の診察予約の日に、どうしてもいけなくて、予約の変更も忘れて、そのままになってしまっていました。もう半年ぐらい眼科に行ってないし、まずいなと思っていたのですが、何だかごたごたして行きそびれている内に、ついに目薬がなくなってしまいました。
そこで慌てて今日眼科を受診することにしました。その病院の新しいシステムだと予約日の前に「予約を変更したい」と連絡すれば、予約日が変更できるのですが、それをしないでおくと、予約なしの扱いになるので、長く待たされることを覚悟して受付の機械に診察券を通しました。
ブログへ復帰宣言
すごく長い間、私のブログに記事を書いていません。せっかく昨年新しい器に引っ越して、頑張って記事を書くぞと言い聞かせていたのですが、パソコンやネットの知識が初心者並みなのに、視覚障害リハビリテーション協会のホームページリニューアルのチーフのような仕事を引き受けて、必死でそれに取り組んでいたら、オフの時にパソコンなんて触りたくもなくなってしまって、自分にゆとりもなくなって、すっかりこのブログからご無沙汰していました。
11月24日に神戸で行われた「視覚障害者就労促進フォーラム」に、視覚障害リハビリテーションについてお話しするチャンスをいただき、講演しました。
ここのところ、いろいろと忙しくて、「きちんとした書き込みをしたい」と思っていると、時間がどんどん経ってしまうので、きちんとしていなくても、概要だけでも残しておくことに決めて、記事を書き始めました。。
このブログを新しいサイトに引っ越しを決意した時、「せっかく引っ越しをしたのだから、これからはこまめに記事を書く」と決めたのですが、意気込みとは別に、日々の雑事に取り紛れて、記事を書く感覚がどんどん遠のいていきます。このままではだめだと、反省しつつ、まあ細く長く続けようと思っていますので、付き合っていただければ幸いです。
さて、最近嬉しいことは、各地で歩行訓練士(視覚障害者生活訓練指導員)を県内に必置して欲しい、数を一人から複数にして欲しいという当事者の運動が盛り上がってきたことです。
私が電動車いすを利用するようになって1年3ヶ月になり、これを利用することによって、全国で行われる学会や式典などに腰の痛みを気にせずに出席出来るようになりました。その恩恵は計り知れないのですが、電動車いすでの旅には、いろいろと難しい問題もつきまといます。一つは、ホテルのお部屋の入り口の段差の問題、バスルームへの段差の問題、そして車いすをおけるだけの広さが部屋にあるのかという問題等々です。
最近は、これらの問題を回避するためにバリアフリールーム(昔はハンディキャップルームといっていました)を予約することが増えてきました。でも、バリアフリールームだから、必ずしも使いやすいのかというと、そうでもないと感じることも多いのです。
この20日ほど、ひどくばたばたしていて、いろいろと思うことがあっても、まとめてブログに書く時間がありませんでした。ものを書くときにはゆとりが大切ですね。
さて、バリアフリールームを使用して体験したことを書きます。
バリアフリールームのバリア-理解が進めばバリア解消-
7月はじめに盛岡でバリアフリールームに宿泊しました。部屋は車いすに乗ったままでも鍵の開け閉めが出来て、バスルームとトイレが大変広く取ってあるので、私には、ハードとしては使いやすく出来ていました。
1999年から11年間高知県で視覚リハの普及活動を行った日々は、私の第二の青春、50歳を過ぎての活動を第二の青春と言って良いのかは分かりませんが、いろいろな意味で忘れられない充実した日々を送りました。高知は、私の第二の故郷だと思っており、毎年一度は帰って、昔の活動仲間に会うことで、私は活力をもらって東京に戻ってくることを繰り返していました。
6月15日と16日に北海道旭川で開催された第19回日本ロービジョン学会に参加するため、昨年9月の高知行き以来久々に電動車いすに乗って遠出をした。LCCでの飛行機の旅については良く知らないけれど、一般の飛行会社での障害者サービスは、たぶん一番整っていると思う。障害者サポートデスクに行けば電動車いすを預けるのも手慣れた手続きで出来る。ただバッテリーの取り扱いは、いろいろとルールがあるらしく、係員が二人がかりでラベルの記載内容を確認して、念入りに書類に記載している。たぶん飛行中の発火の棄権とか、いろいろとあるのだろう。
私がいつもすごく苦労するのは、目的地に着いてからの交通手段(タクシー)の確保である。今回の旭川への旅でも、そこが大変だった。
電動車いすを使うことによって、私の行動範囲は驚くほど拡大したのですが、電動車いすは、電気製品ですから水に弱いのです。すなわち雨の日に弱いのです。電動車いすメーカーの方に「雨の日の対策は?」と聞いたら、「一応大事なところは防水処理はしてあるのですが、雨の日に乗るのはお勧め出来ません」「出来るだけ避けてください」とのこと。でも雨の日だってどうしても外出しなければならない時はある。いろいろと情報を集めたら、車いす用のレインコートだとか、バッテリーにはビニールカバーをかぶせるだとか、工夫して乗っている方は多いようだ。でもね、雨の日はやっぱり不安で、雨の日に外に出ることを躊躇していた。