まだ5月なのに

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 4月の9日から2週間検査入院をした間、充分に水やりが出来なかったのに、私のベランダの草花が、こんなに元気に生きていてくれます。今水やりをする度に、その生命力の強さに感激し、感謝して眺めています。ベランダは、草花を育てるにはすごく厳しい環境なので、私が元気で毎日水やりをしないと、簡単に枯れてしまいます。お花の元気は、私の健康のバロメーターなのです。このことを励みに、リハビリ頑張らなければと思います。

ベランダに藤・アジサイ・ゼラニューム等の植木鉢が並んでいる風景

 

 このブログに記事を書くのは8ヶ月ぶりです。随分無精してしまっています。
 さて、2018年3月2日に東京医療センターで毎年行われている感覚器シンポジュームのシンポジストとして読んでいただきました。そこで、この機会に、70年間ロービジョンを持って生きてきた自分と眼科医療との関わりを振り返り、講演させていただいたので、それをPDFデータでアップいたします。
生まれつきのロービジョン当事者から見た.pdf
 講演時間が30分だったので、話しきれないことが沢山ありました。それを補うために、参考資料を印刷して配らせていただきました。その資料をPDFでアップします。
参考資料.pdf
 皆さんに取って、何かの参考になればと思います。

盛岡で開催された視覚リハ協会主催の研修会の記録

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 視覚障害リハビリテーション協会2017年度研修会-第28回視覚障害リハビリテーション研究発表大会(盛岡大会)プレ企画-に参加した私の私的報告を書かせていただきます。
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さすが盛岡寒かったけれど、何とか曇り空で助かりました。心配した参加者も、岩手だけでなく函館や秋田からも来ておられ、福祉関係者・眼科医・視能訓練士・教育関係者と多彩な顔ぶれ、参加者数も研修会を企画した側も入れて54名で、会場がほぼ一杯の状態で、ほっとしました。
 当日の流れはPDFファイルの通り。当日プログラム.pdf

群馬県視覚障害児者親の和の会に呼んでいただいて

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 半年ほど前に「群馬県視覚障害児者親の和の会」から私の今までの体験談や視覚障害リハビリテーションの話が聞きたいというご依頼をいただき、11月20日(月)に群馬県立盲学校の寄宿舎でお話しするチャンスをいただきました。電動車いすで新幹線に乗るのは2回目、少しどきどきしながら高崎に着くと、そこから学校までは会の代表者の車で会場へ、1時間半もお時間をいただいて話をするのは、本当に久しぶり、ちょっぴり緊張しましたが、とても雰囲気の良い場で、話し始めたらあっという間に時間が過ぎました。96.jpg 
 私の話の内容は、PDFでアップしますので見てください。
 それぞれの自立.pdf

鶴見大学学園祭での講演について

来年の第26回視覚リハ研究発表川崎・鶴見大会の会場を提供していただく、鶴見大学の元木先生から、10月23日の学園祭で「視覚障害者を理解しよう」というテーマのイベントに講師で呼んでいただきました。来年の視覚リハ大会を手伝っていただく学生さんや先生方に、少しでも視覚障害者の多様性を理解していただきたいと思い、私なりに工夫して講演させていただきました。
 その時の講演で使ったパワーポイント資料を、ここにアップいたします。いろいろなことを話したくなって、いろいろと詰め込みすぎたと反省していますが、何かの参考になればと思います。
ロービジョンと肢体不自由の重複障害を持って生きる.pdf

 また当日の様子を「元木先生のつぶやき」というブログに掲載していただきました。リンクさせていただきますので、そちらも是非読んでください。
http://blog.tsurumi-u.ac.jp/motoki/

 来年6月9日から11日まで、第26回視覚障害リハビリテーション研究発表大会IN縄先・鶴見が開催されます。大会ホームページが、すでにできています。興味のある方は、こちらも見てください。
http://www.kawasaki-icc.jp/riha26/

 10月のはじめから、なんとなく具合が悪く、熱っぽくて、でも体温は36度台で高い訳でもなく、いやーな感じで毎日を過ごしていました。その内に咳が酷く出るようになって、近くの内科で診てもらったところ「今年はマイコプラズマや百日咳がはやっています」「マイコプラズマにもある程度効果のある抗生剤と咳止めを出しておきますね」と言われ1週間薬を飲んだら、調子が良くなったので、いつものペースで仕事に戻ったところ、また咳が酷くなり、腰の痛みもちょっと我慢しがたいレベルになってきた。
 それで、もしかしたら3年半前にかかった不明熱(原因不明)が再発したのではないかと心配になり、11月7日に、その時の主治医にお願いして、感染症内科を受診した。検査でマイコプラズマが陽性と出たが、「自宅で経過を診られる状態」だと言われた。けれど、腰の痛みも酷いし、一人で歩くのもきついし、「腰の検査もかねて入院させていただけませんか」とお話ししたところ、。マイコプラズマ気管支炎の治療と腰の検査のために、入院させていただけることになった。
 8日間の入院で、マイコプラズマはお陰様で撃退できたが、腰のレントゲンを撮って、第5腰椎の圧迫骨折があることが分かった。痛みの原因がはっきりしてなんとなく安心したが、同時に大変なことになったと言う思いがのしかかってきた。

眼科医療とロービジョンケアは常に連動して

 
 

早く医者に相談しなければ、しかし

 

 3月5日頃だったと思うのですが、夜中にトイレに起きて、トイレの明かりをつけたら眼の中に何か黒い物が沢山見えました。その黒い物、不思議なことに明るい部屋に入ると、すぐ見えなくなりました。「あれこれなんだろう」と一瞬びくっとしたけれど、すぐに消えたので、その時は気にせずに再び眠りにつきました。
 翌朝暗い部屋で目が覚めて、明かりをつけたら、また黒い物が眼の中に見えました。そしてすぐに消えました。眼の硝子体にはゴミみたいな不純物があって、それが白い壁を背景にすると、時々とぐろを巻いた蛇のように見えたりすることが良くあったので、「またそれかな」と思ったのですが、何だか様子がいつもと違うのです。
 私は、高度近視で網脈絡萎縮もあるので「網膜剥離」を起こしやすから気をつけるように主治医から言われていましたし、仕事関係で読んでいる「ロービジョンケア関係」の本でも、そんなことが書いてあったことが頭をよぎって、「剥離がついに来たか」と、絶望的な気分になりました。
 しかし、その黒い物は、明るいところに行くと、すぐ見えなくなるし、パソコンでの作業にも特に不便を感じないし「気のせいかな」と、また、そのことを打ち消して、そんなことを10日ほど繰り返しました。

御茶ノ水UD研究会での講演

 知人のご紹介を受けて、御茶ノ水UD研究会(ユニバーサルデザイン研究会)で、6月10日にお話しするチャンスを得ました。
 御茶ノ水UD研究会の詳しいことは、下記のページをご覧ください。
 http://ochanomizu.kukan-ud.org/
 その時の講演の中身をPDFファイルで公開します。興味のある方は見てください。
 テーマ 「視覚と肢体障害を持って生きる立場からユニバーサルな社会づくりについて思うこと」
視覚と肢体障害を持って.pdf

第232回眼科勉強会の要約

 6月3日に済生会新潟第二病院眼科勉強会で行った講演の要約を作成しましたので、ブログに掲載します。
 勉強会テーマ 「我が国の視覚障害リハビリテーションの歴史」
 ワードで要約分を読みたい方は、下記をクリックしてください。
 要約.doc
 後に全文を貼り付けます。
  済生会新潟第二病院眼科で行われている勉強会の過去の記録等は、下記のページから見ることができます。
 http://andonoburo.net/report

第232回済生会新潟第二病院眼科勉強会

吉野が講演をしているところ 勉強会終了後の記念撮影写真
 左の写真は、勉強会で話をしているところ。右の写真は、勉強会終了後の出席者の集合写真。

 継続は力と言うが、回を重ねること232回、本当にすごい勉強会で話をするチャンスをいただき、6月3日新潟に行ってきた。
 「我が国における視覚障害者リハビリテーションの歴史」というテーマをいただき、いろいろと勉強し、考えさせられた。まだまだ未完成な資料だが、公開しておきたい。興味のある方は、見てください。
 資料は、pdf形式です。
 我が国の視覚障害者リハブログ用.pdf