新型コロナワクチン接種予約騒動記

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 私の住んでいる区の新型コロナワクチン接種予約が、5月1日(土)の午前8時半から始まりました。実は、私、超肥満だし7年ほど前、どうも自己免疫が暴走したらしいと推測される「不明熱」で入院したこともあるし、ワクチン接種に伴う副反応のことも怖くて、積極的にワクチンを受けるのかどうか、迷っていた時期もあるのですが、私なりに勉強したり、主治医の意見も伺って、摂取することに決めたのです。
 大阪の急速な感染拡大や東京でも変異株の広がりが連日報じられる中、摂取する覚悟をしたなら、早いほうが良いと思い、インターネットを使って、5月1日に、予約を取るための試みを行いました。
 その騒動記を書きます。

 

身体障害者手帳3級になっていろいろと学んだこと

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 月刊視覚障害に連載していた「高齢視覚障害者を取り巻く問題を直視する」が終了し、なんとなく気が抜けてしまったのか、このブログに記事を書くことから遠ざかっていましたが、私が1955年(8歳)の時に取得してから、ずっとそのままにしていた身体障害者手帳で、肢体障害が重くなってきたと感じて、肢体障害の再診断をして頂き、今日3級の手帳を受け取りに区役所に出かけて、いろいろなことを体験したので、そのことを書きたくなって、久しぶりに自分のブログを開いて見ました。
 1月の末から、約3ヶ月、季節は、春、世の中コロナ禍で大変ですが、私のベランダの植物たちは、いつの間にか春の顔になりました。休眠明けのシクラメン、ケアに失敗して、今年は花が見られないと勝手に思っていたら、こんなに鮮やかに満開になりました。それでは本題に入ります。

ほぼ満開のシクラメン、華やいだ赤色の花
2年目も無事咲いたシクラメン
月刊視覚障害2021年1月号表紙の写真
月刊視覚障害2021年1月号

2020年2月号から連載を始めた「高齢視覚障害者を取り巻く問題を直視する」の連載も12回を数えて、ついに最終会となりました。連載を始めた時は、5回ぐらいのつもりでしたが、取材を進める中で、私が思ってもいなかった問題が見えはじめ、そして取材の中でいろいろな出会いがあり、内容がどんどん広がって行きました。1年にわたる長い間、この連載を読んでくださった皆様に感謝すると共に、1年にわたって連載を続けさせてくださった「月刊視覚障害編集室」の皆さんにも深く感謝いたします。
 私なりに一生懸命、この問題に迫り、ほんの少しでも解決の糸口が見つけられないだろうかともがいて見ましたが、まだスタートラインに立っただけという感じがしています。
 次に走り出す前に、少しエネルギーを補給して、また新たな切り口を見つけて、この問題に自分ごととして取り組み続けて行くつもりですので、またその時にはお付き合いください。

胡蝶蘭の鉢、4本立ての真っ白な花が満開、私の心を癒やしてくれています。
真っ白な胡蝶蘭の鉢植え

 なんとなく癒やしを求めて,昨年12月に衝動買いした胡蝶蘭の鉢植え、1ヶ月以上、私の目を楽しませてくれました。水をやりすぎないように、湿度の保持をして、等等、気を配って世話をするものがあるって良いですね。生活に張りが出ますから。さて気持ちを新たにして、コロナに負けずに暮らしていこうと思っています。 

雑誌月刊視覚障害12月号表紙
雑誌月刊視覚障害12月号表紙

コロナウイルス感染拡大の影響に振り回された2020年も、残すところあと6日になりました。そして、この1年私の生活リズムを決めていた「高齢視覚障害者を取り巻く問題を直視する」の連載も、ついに2021年1月号で終わりになりました。高齢視覚障害者の支援の問題を頑張って勉強し、掘り下げてきたつもりですが、連載を終わって見ると、まだ何も分かっていないような気がしています。

 少し虚脱感もあり、今は頭が回らない状態です。ちょうど「ステーホーム」の年越しになりますから、ゆっくりと鋭気を養って、また真剣に高齢視覚障害者の問題に取り組んで見たいと思っています。この1年連載を読んできてくださった皆さんありがとうございます。

 さて、2021年1月号は、来年になってからこのブログにアップします。まず12月号連載11回目をお読みください。

 コロナ禍に負けないで良い年をお迎えください。

雑誌月刊視覚障害11月号の表紙写真
血管視覚障害11月号表紙

コロナウイルスの感染拡大が止まらない不安な11月末。皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は、通所リハや通院、買い物以外は、自宅にいて、ルーチンワークになった原稿書きをしています。いつも書いているように1ヶ月はあっという間。月刊視覚障害12月号が出版されたので、11月号の私の書いた記事をブログにアップいたします。今回は、「高齢視覚障害者を取り巻く問題を直視する」を最初から読んでくださっていた高齢視覚障害当事者の方に実体験を伺うことができたので、その体験を記事にまとめました。そこから沢山のことを学ばせていただきましたが、私が一番思ったことは、介護保険と障害者総合支援法によるサービスを私たちが最大限に使って、できるだけ快適な老後を送る権利を行使することが、行政の側も当事者も関係者も、情報を手に入れることが至難の業で、そのため本当に難しいという現実でした。私たちは、等しく制度を使う権利があるのに、今の状態は、とてもおかしなことになっているのだと思います。もっと制作や制度のことが、みんなにわかりやすい形にならなければいけないのだと思っています。

 

私がベランダで育てているシクラメンの写真。この1ヶ月間で、葉が大きく育ちました。お花が咲くことが期待できるかな。
休眠から復活して2ヶ月版建ったシクラメン

この1ヶ月、毎日水やりをしているシクラメン、ずいぶん大きくなってきました。面倒を見る物があるのは良いなと思っています。

雑誌月刊視覚障害10月号表紙の写真
月刊視覚障害10月号

毎月同じような書き出しで始まってしまうのですが、1ヶ月なんてアットいう間です。本当に時間の建つのが早いですね。季節は、秋を駆け抜けています。気候変動のためでしょうか、秋はどんどん短くなって行くみたいです。夏の暑さの中休眠していたシクラメンが復活し、立派な葉っぱが出てきています。そして、コロナのことがあるので、私は、早々とインフルエンザのワクチン接種を受けました。

 さて、昨日月刊視覚障害の11月号が私の手元に届きました。そこでいつものように10月号の私の記事を掲載いたします。この連載も、2021年1月号まで、ちょうど1年となります。残り少ない中ですが、高齢視覚障害者を取り巻く問題について、できるだけ幅広く見て行けたら良いなと思っております。

夜のベランダにあるシクラメンの鉢植、立派な葉が出てきています。
ベランダのシクラメンの鉢植
おはよう21、12月号の表紙写真
おはよう21 12月号表紙
雑誌62ページの記事冒頭「利用者の見えにくさへの支援とケア」というタイトルが写っている。
62ページの記事冒頭の部分

 介護福祉士やホームヘルパーの方達等の介護現場の方達が、見えない・見えにくい高齢者のことについてステレオタイプのイメージしか持っていないと思うことが多くて、特に見えにくい人たちの100人100通りの見えにくさについては、ほとんど知られていないことを、いろいろな機会に体験していたので、中央法規出版が年14回出している「介護専門誌」の「おはよう21」の編集部に、「正しく理解していただくために記事を書かせて欲しい」と電話をしたりメールを書いたりしたのが、確か4月ごろでした。はじめあまり興味を持っていただけない感じでしたが、8月に編集の方から「新連載」として取り上げたいという連絡がありました。
 早速打ち合わせさせていただき、試行錯誤しながら原稿を書き、12月号に第1回の記事が出ました。
 連載は5回、イラストがあり、コーナーごとのデザインがありで、文章での表現に終始していた私にとって、戸惑う部分も多いのですが、せっかくいただいたチャンスです。見えない・見えにくいということについての基本的知識を持っていただくための分かりやすい記事を書くよう頑張りたいと思っています。皆さん是非手に取っていただいて、視覚リハやロービジョンケアの普及に使えそうだったら拡散を願いいたします。また、ご意見やダメ出しもお願いします。

 12月号の概要(中央法規リンク)

雑誌月刊視覚障害10月号表紙
月刊視覚障害10月号表紙

1週間ほど前までは、暑い暑いといっていたのに、この二日ほどの朝夕は、涼しいのを通り越して寒いぐらいになってきました。ベランダにもコオロギの鳴き声が聞こえてきて、すっかり季節は秋。休眠していたシクラメンの鉢に恐る恐る水やりを開始しました。うまく目覚めてくれるのかどうか心配ですが。

「高齢視覚障害者を取り巻く問題を直視する」の連載も、今日手元に届いた10月後で9回目になります。こんなに続けられると思わなかったけれど、いろいろな問題が見えてくるようになって、こんなに続くことになりました。
 さて、発行から1ヶ月経ったので、8月号をブログにアップします。私の第二の古里高知、懐かしいルミエールサロンでの高齢視覚障害者の方達に対する支援の現状について書きました。読んで見てください。 

 偶然出会った、出版関係の方との話しあいをきっかけに、私がブログに書きためていた記事の中から「私とダイビング」の記事を中心にして、スクーバーダイビングをやり続けてきた私が自分の障害というものに向き合って、いろいろと考えてきたことをweb雑誌に連載することになりました。この連載記事、文章は私のブログのものですが、その中から「これがポイント」というところを抜き出しているのは編集者の方。編集者の方が抜き出した記事を、私がチェックして、そして毎回掲載しています。
 抜き出されたエッセンスは、さすが鋭い、私がその時言いたかったことを驚くほど的確に出しています。毎回編集の方の実力に驚くばかり。

 しかし、2006年から14年間の間に書いた記事で、自分の若いときの考え方があちこちに、読んでいると、自分の傲慢さや考えの浅さが見え隠れ。特に、私が自然の中で無事にこんなに長くスクーバーダイビングが続けられたのはなぜかの背景分析が不足。支えてくださった方達への感謝や、様々な好条件の分析が全然足りない。「公開するのはやめようかな」と思ったりしながら、でも3回連続で掲載させていただいています。もし、このブログを読んでくださっている方で、もし興味を持ってくださる方がいたら、のぞいてみてください。記事にリンクを張りました。

 車いすのダイバー第1回

 車いすのダイバー第2回

 車いすのダイバー第3回

 
 

月刊視覚障害の表紙写真8月号
月刊視覚障害8月号表紙

 コロナ禍の中、猛暑も続いていて暑い暑いと言っている内に、あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいました。
 「高齢視覚障害者を取り巻く問題を直視する」の連載も7回目になり、私が思っているよりも、多くの方に読んでいただいているようで、高齢視覚障害者の状況や、その支援に取り組む方達のことを、少しでも多くの方に知って欲しいと思い、頑張って書いています。本当なら、現場に取材に行きたいし、直に皆さんのお話を聞きたいのですが、今は無理。そんな中ですが、オンラインでのインタビューにも、皆さんとても協力してくださって、沢山資料を出してくださって、私もすごく勉強になっています。本当に感謝しています。

 さて、7月号のアイさんの記事は、沢山の高齢視覚障害者の方に勇気を与えたみたいです。良かったです。今回は、アイさんを実際に支援してくださった側の方達の思いを書かせていただきました。読んでいただければ幸いです。