月日の建つのは本当に早い物で、高知県に視覚リハを普及させたいと、別府さんや仲間達といろいろと知恵を絞って、高知県の職員提案事業に「ルミエールプラン」という形で応募して始まった、「視覚障害者向け機器展示室ルミエールサロン」が開設から20周年を迎えました。私は、10周年記念の時も読んでいただき、講演させていただいたのですが、今回もまた講演させていただくチャンスを得ました。その式典の様子と講演の記録をアップします。
記念式典は、10月16日(土)午後1時半から開始でした。コロナの感染拡大は幸い落ち着いていましたが、会場の参加者は40人程度に押さえて、オンラインでの参加とのハイブリット形式で式典は、行われました。
会場には、高知眼科医会からのお祝いの花束等が飾られ、とても華やいだ良い雰囲気でした。。
20年前から一緒にルミエールを育ててきた県関係者の方や、もう学校長、当事者団体の方達、そしてルミエールサロンを利用してくださった当事者の方達にお目にかかることができて、とっても嬉しかったです。またこの時期ちょうど高知に来ておられた、この提案事業を採択してくださった橋本元県知事が奥様と一緒に、記念式典に参加してくださって、またまた感激でした。
プログラムは、まず来賓の方達のご挨拶から始まり、ルミエールサロンの歩みと現状について、金平さんからの講演がありました。その内容をPDFでそのまま記録としてアップします。この事業の歩みと現状がとても良く分かります。見てください。
祝電の読み上げなどがあり、喚起を兼ねての休憩の後、私が講演させていただきました。そのプレゼンも下記からダウンロードできます。
誰一人取り残さない高知の視覚リハに必要なこと完成版.pdfをダウンロード
橋本元知事もおられる中、相当に緊張しましたが、ここまで発展してきたルミエールサロンの未来像は、高知県視覚リハセンターであるべきこと。視覚リハ(ロービジョンケア)は、身体障害者手帳を所持している視覚障害者の方達だけに向けたサービスではなくて、もっと広く、私たちの健康に直結するサービスであるべきだということを伝えたいと頑張ったつもりですが、充分には伝えられなかったかもしれません。
最後に、橋本元知事からご挨拶をいただくことができました。その中で「この事業が20年続くとは思っていなかったが、継続はちから」と言われて、今までの成果と、今後への期待を述べていただいたことが、とても心に残りました。
高知は、私の第二の古里、50代で青春を味わった所です。その高知に久しぶりに帰れて、そして懐かしい方達に会うことができて、私は、またまたエルネギーと勇気をいただきました。高齢視覚リハの普及にもうひと頑張りしたいと思います。
最後に、18日の日に高知新聞に載った記事を写真で残しておきます。30年記念には何ができるか、何が言えるか、とても楽しみです。
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