2018年10月7日新潟県視覚障害者福祉協会での講演

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 このブログを新しいサイトに引っ越しを決意した時、「せっかく引っ越しをしたのだから、これからはこまめに記事を書く」と決めたのですが、意気込みとは別に、日々の雑事に取り紛れて、記事を書く感覚がどんどん遠のいていきます。このままではだめだと、反省しつつ、まあ細く長く続けようと思っていますので、付き合っていただければ幸いです。

 さて、最近嬉しいことは、各地で歩行訓練士(視覚障害者生活訓練指導員)を県内に必置して欲しい、数を一人から複数にして欲しいという当事者の運動が盛り上がってきたことです。

 福島県でも当事者の方たちが「歩行訓練と日常生活訓練を願う会」というのを作って、署名運動を始めました。

9月24日福島民報新聞朝刊.docxをダウンロード

上の新聞記事は、署名運動をしている当事者の方たちの写真と思いを伝える文章が掲載されています。

 実は、私のところにも新潟県視覚障害者福祉協会から、「新潟県に視覚障害者の自立支援施設を作ろうと考えているので、昔の高知県での経験を下に、「視覚障害者の自立支援のあり方について話して欲しい」という依頼がありました。そこで10月7日に新潟でお話しさせていただきました。その時のプレゼンテーションをPDFファイルでアップします。何かの参考になれば幸いです。

新潟福祉大会講演.pdfをダウンロード

 話の内容は、高知県でのルミエールサロン設立の経過なのですが、皆さんとても熱心に聞いてくださって、私の講演を基調講演と位置づけていただき、このテーマを下に午後からパネルディスカッションをして、最後に大会宣言を出すという形でした。私自身、久しぶりのこのテーマをこなすために、いろいろな事を考えさせられ、すごく有意義な時間を過ごさせていただきました。

 福島、そして新潟でも盛り上がってきた「視覚リハ専門家(歩行訓練士)を各県に必置する運動」が、それぞれの地域に合った形で、全国的に広がっていけば良いのにと思っております。また、チャンスを与えていただいたらどこにでも飛んで行ってお話しさせていただきます。