ようやくいつもの私に戻って来たかな

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 あっという間に7月も半ばを過ぎて、昨日梅雨明け宣言が出た。
 私がこのブログに記事を書かなくなってから、2ヶ月が過ぎてしまった。
 第21回視覚障害リハビリテーション研究発表大会が終われば、きっと時間もできるから、ブログへの記事登載も、頻繁にできるようになるだろう。そんな風に思っていたのだが、大会が終わって1ヶ月以上経っても、記事を書き込む気にもなれず、「ブログ閉鎖した方が良いかな」と思ったりもした。
 視覚障害リハビリテーションの情報紹介で、このブログに載せている過去の記事を使ってもらったりして、「このブログ見ていてくれる人がいるのだから、続けなければ」と一時は思うのだが、それも一時で、どうも、何も書く気になれなかった。

 ブログの書き込みだけでなく、大会が終わって3週間ほどは、横のものを縦にもしたくない精神状態で、ソファーに座って、1日テレビを見て過ごした。
 「大会が終わって、当面義務的な目標もない」こういう状態が昔から苦手だったけれど、それにしてもひどかった。
 無理矢理何かやる事を見つけて動こうとしたけれど、全然上手く行かなかった。
 そうこうしている内に、なぜか分かって来た。
 4月のはじめに、私の30年来の親友と言うか、人生の仲間をがんで亡くした。彼女は、最後には絶望的ながんとの戦いの中で、決して生きることをあきらめなかったし、しかも楽しく生きようとしていた。
 その人生の友を失ったのに、自分が思っていたより、あんまりショックを受けていないようだった。ちょうどその頃、大会の準備が佳境に入っていて、とても忙しかったので、ショックを受けている暇もなかった。
と思っていたのだけれど、実は、大会の準備の忙しさに逃げ込んでいたのだと、最近気づいた。
 大会が終わったら、逃げ込む場所もなくなってしまって、しかも、大会の準備自身、大きなエネルギーが必要だったから、とにかく疲れてしまって。本当に何もしたくなくなっていた。

 どうも私は結構健康らしい、時間が経ったら、何となく回復して来て、また次にやりたい事が出て来たようだ。ブログにも書きたいことが出て来た見たい。
 また、続けられるかも知れないと、いや続けたいと、今思っている。