金環日食と私

  今日は金環日食が見えるというので、とにかくお祭り好きの私は、目覚ましを午前6時にセットして、早起き。いそいそと身支度をして、日食用のめがねや、カメラや、ワンセグ携帯などを持って、マンションの下の錦糸公園に出て行った。
日食用メガネをかけてかけ始めた太陽を背にして記念撮影
「写真は、かけ始めた太陽を背にして近所の方に撮ってもらったもの」
 我ながら、すごい格好だけど、次は300年先にしか、この東京では見られないと言う金環食、胸がわくわくする。

  5月17日に回転した大型のスポーツ店に、物珍しくて買い物に行って、私に合うジャージを見つけたので、それを買たら、開店記念なのか日食用のメガネがおまけについて来た。そのメガネが、なかなか良くできていて、右上からゆっくりかけて行く太陽を、安全に見ることができた。午前7時30分頃から、本当に金の指輪のようになって、薄く漂う雲の間に見え隠れして、私にもはっきりと見えた。
  「本当に指輪みたいで、小さい」「私の視力でぎりぎりだ」と思いながら、見える喜びを味わっていた。

  せっかく性能の良いデジカメを持って行ったが、フィルターの準備をしていなかったので、写真撮影はだめだった。こんな写真しか取れなかったけれど、記念に1枚。

部分日食を撮影したがフィルターがないのでただの太陽

 自分で言うのもおかしいけれど、朝早く起きて、地面に座り込んで、側で見ている人に記念撮影を頼んだり、こんな風にブログに書いたり、こんなことできる間は、まだまだ私の精神も若いかなと思う。
 いろいろと毎日しんどいけれど、まだ前向きに生きていけそうな気がする。