こんな啓発活動は最高です

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  私が高知で一緒に視覚障害リハビリテーションのシステム作りに取り組んでいた別府さんから、先ほどすてきなメールが届いたので、紹介する。
 実は、12月9日に日本にヘレンケラーが来たと言うのを記念して、毎年9日を中心に1週間は障害者週間であり、人権週間でもあって、各地で障害者を理解し、ともに暮らせる社会を作るための様々な啓発活動が行われているのであるが、その中で、「ひろめ市場」と言う、高知の観光スポットで、視覚障害者向けの機器展示と啓発活動を行ったそうなのである。
 
 ひろめ市場を知りたい方は、http://www.hirome.co.jp/hpgen/HPB/entries/5.html

ひろめ市場の一角に出したルミエールサロンの風景

  左の写真は、ひろめ市場に出した「ルミエールサロン」の様子であるが、障害者福祉とは何の関係もないこのような場所での啓発活動は、一見効率が悪いように思えるけれど、一般の関心を引くにはとても大切なことである。
  この視覚障害者向け機器展示室(ルミエールサロン)への当日の来場者は10人程度だったらしいが、市場の管理者側に啓発して、トイレにロービジョン者向けの表示を出したり、「介助犬どうぞ」と言うステッカーを貼らせてもらったりと、とても有意義だったらしい。
  
  障害者関連のところだけでやるありきたりの啓発というのから、そろそろ脱皮して、一般の人がたくさん集まるところで、理解を深めるためのいろいろな活動ができるのがこれからのやり方なんだろうと思い、高知も等々その段階に入ったのだと、私は、とてもうれしくて、思わずブログに載せてしまった。