10月10日私は快晴の高知にいました。約6年間高知の視覚障害リハビリテーションシステムの構築のために一緒にお仕事をしてきた金平さんが、「高知に自分が来るきっかけをつくった人」と言う事で、私をその結婚式に招待してくださったので、4ヶ月ぶりに、私は第二の故郷である高知に帰ってくることができたというわけです。
私のこのブログは、金平さんからパソコン指導を受けた視覚障害者の方たちや、金平さんの知り合いが沢山読んでくれているそうなので、結婚式に出席させていただいた私が、写真を交えてその様子をドキュメント風に書いてみたいと思います。
(写真は並んで祝辞を聞く新郎新婦)
体育の日にちなんでか、いやきっと金平さんたちの結婚を祝ってでしょう。とにかく抜けるような秋空の元、結婚披露宴は午後5時半から始まりました。
新郎新婦が入場して所定のひな壇に並び、式が始まりました。私は、「挨拶してね」と金平さんに言われていましたが、まさか来賓トップで挨拶するとは夢にも思わず、「お嫁さんはやっぱり白無垢が良いな」とか「金平さんもなかなかかっこいい」などとのんきに見ていたら、トップで呼ばれてどきどき。
「まずお嫁さんに高知にいる3万人の視覚障害者を代表してお礼を申し上げます。どうしてかと言うと、新潟生まれの金平さんを高知に定住させてくれたから、これから高知で視覚リハの有力な専門家が、ずっと仕事を続けてもらえるからです」などと言う突拍子もない挨拶をさせていただきました。これ私の本音ですが。
(写真 新郎新婦と記念撮影している出たがり屋の私)
冒頭の挨拶はちょっぴり慌てましたが、挨拶が済んでしまえば後は、和やかな会場の雰囲気を味わいながら美味しい食べ物とお酒で、存分に式を楽しませていただきました。
高知テレビが金平さんを取材した懐かしいビディオが会場に映し出されるのを見たり、2人の友人のエピソードに満ちたご挨拶を聞きながら、食いしん坊の私は、次から次へと運ばれて来る料理を堪能。実は、上の写真はその料理のほんの一部を撮影したものなのです。料理が美味しいので、つい撮影する前に食べてしまったと言うのが本当の話。
宴もたけなわ、1回目のお色直しで2人が中座、司会者の言葉に従って、庭に出た出席者の前を通って華やかな打ち掛けを着た新婦と金平さんが入場。そこでウエディングケーキに入刀すると言う、なかなかにくい演出。
そうこうしている内に、2回目のお色直し、キャンドルを持って入場してきた2人、ウエディングドレスとスーツ姿、これもかっこいい。各テーブルを回ってキャンドルに火をともして。そして、最後はご両親へのお礼の言葉。そして金平さんのお父様のご挨拶。お父様本当にうれしそうでした。
少しうるうるしていまうラストシーン
本当にすてきな結婚式でした。お二人の幸せを心からお祈り申し上げます。
そして、このようなすばらしい式に出席する事ができて、本当に感謝感謝です。