夢のダイビングクルーザー探訪

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知人のダイビングインストラクターと船の前で記念撮影

(船の前で大井手さんと記念撮影)

  8月のはじめだったかな、良く覚えていないのだけれど、27年近く一緒にダイビングをしていて、インストラクターと生徒という関係を超えて、すっかり友人になった大井手さんから、ダイビングオタクの仲間達が、ついに夢を実現して、自分たちの理想のクルーザーを作ったので見に行かないかというお誘いがあった。
 「新しいクルーザーが見られるの。すごい、是非行く」と答えて、約1ヶ月、その日が来た。

クルーザーの全体を写した写真

 これが造船所の桟橋に係留されているクルーザーの全体写真。外観もモダンなデザインだが、内部は驚きが一杯。入ってすぐの広いラウンジスペース、車いすがすれ違えそうな広い廊下。畳が敷き詰められたラウンジ、そしてデッキにあるジャグジー。船室もホテル並みのゴージャスな設備。どれもこれも気に入ったけれど、私がもっとも気に入ったのは、船室の一部屋がエステのできる部屋になっていたこと。

クルーズを楽しみながらアロマテラピーが受けられる

  このクルーザー、お披露目を終えた後、22日に港を出て、10日間をかけてパラオに運ばれて、そこでダイブクルーズをするのだそうだ。
  パラオの海はなかなかきついから、私も体調を整えて、是非来年は乗船して見たいなと強く思った。
  これでまた、ダイエットの目標ができたかな。
 
  所で、この船の名前「リョウマファースト」というのだそうだ。この船を作った人達は、まだ少年のような遊び心を持っていて、同じような理想のクルーザーを何隻もつくって、世界中の海を走らせると言う事らしい。それで「ファースト」だと言う事らしい。
  
  中途視覚障害者のリハビリテーションシステム構築とか、ロービジョンケアの普及とかが私の夢だけど、すごく道のりが遠くて、ちょっぴりめげていた私。夢の実現を目の当たりに見て、とても勇気づけられた。 
  ただ長く潜っているというだけの私を、お披露目パーティーに誘ってくれた大井手さん、そして快く受け入れてくれた皆さん、ありがとうございました。とても楽しい時間が過ごせました。