最近の母

 8月中は元気だった母が、最近よく尿路感染を起こして高い熱を出すようになりました。私が病院に会いにいって、声をかけてもほとんど眠っていることが多くなってきました。表情は軟らかくて、辛そうではないので、その辺は救われるのですが、「やっぱり老衰かな」「仕方ないのかな」と思っていました。

 10月4日に病棟のカンファレンスに出て、母のことをいろいろと聞くことができました。今まで私の経験したカンファレンスは、とても形式的なものが多かったのですが、今回のカンファレンスは1時間以上もかけて、主治医、病棟看護師さん、ケアマネージャーさん、理学療法士、言語聴覚士などが出席してくれて、それぞれの立場からいろいろと話を聞かせてもらえ、こちらの要望も伝えることのできる、良いカンファレンスでした。

 そこでのお話しによると、母は経管栄養を入れる前の血糖値が100ほどなのに、栄養を入れた後は400とか時には500近くにもなるということでした。この血糖値の高さから、感染症にかかりやすくなっているとのこと。

 主治医の先生と栄養士さんの方で、新しい食事と薬の調整をするということで、検査のために、一時一般病棟に移ることになりました。

 新しい食事や薬の効果が出て、もう一度母が元気になって、車いすに乗れるようになると良いなと思う私です。