私は昨日長い休暇と、名古屋での学会、そして学生の実習指導を一気に終えて、ダイビングでリラックスし、学会で知的な刺激も受けて、体はひどく疲れているけれど、精神的には高揚して、旅先で出会った様々なことを、早速ブログに書くぞと、とにかく良い気分で家に戻ってきました。
それなのに、それなのに、ちょっぴりうんざりすことに出会ってしまって、まずそのことから書かないと腹の虫が治まらなくなりました。
そこで、楽しい話の前に、まずそのことから書くことにします。
年金についてのおしらせ
約2週間家を留守にしていたので、郵便受けには山のような郵便物が入っていました。とにかく長旅の汗を流して、長いこと水をあげていないので枯れそうになった観葉植物に水をあげ、スーツケースの中を出して、洗濯機をまわして、そんなこんなでやっと一段落したのが午後10時頃だったと思います。
さてと腰を下ろして、郵便物の整理に取りかかりました。ダイレクトメールなどの不要なものを捨て、チェックしていると、職場からの茶色の封筒があり、中を開くと「年金についてのお知らせ」という社会保険事務センターからの緑色のはがきが入っていました。
いそいで目を通して見ると、そこには私の年金の加入履歴が書いてありました。
厚生年金、国民年金の加入期間、それと現在勤めている大学の学校共済年金の記録は間違いなく記載されていましたが、11年勤めていたはずの地方公務員共済年金の記載がすっぽりと抜けていました。
その上、はがきのとても目立つ所に下線付きで「年金を受け取るために必要な加入期間を確認できません。」と書いてありました。
「え!、地方公務員共済の記録が何でないの」と、私は唖然
0時を回っていてぼんやりしていた頭がぐるぐると空回りをして、あちこちと記録を引っ張り出して見て、地方公務員共済の11年間の加入証明は問題ないなと確認し、とにかく明日の朝、年金相談電話に電話をかけることにしてベッドに入りました。
でも、何となく不安で、途中で3回ぐらい目が覚めてしまって。
午前8時30分、年金相談電話の受付開始時間になるやいなや電話をかけました。
込んでいると聞いていた電話ですが、幸いすぐつながりました。
電話に出てきた相談担当者は「公務員共済の加入期間は、基本的には自分で確認していただくように書いてあるはずです」「国民年金と厚生年金の加入記録をきちんとお知らせするのがこちらの役割です」と、とてもあっさり言うのです。
「何も心配はありません」と言われて安心はしましたし、後でじっくりとはがきを読むと「公務員共済の加入期間については各窓口に問い合わせをして」と確かに書いてありました。
でもね。それならなぜ、今の学校共済の分は記載されていて、地方公務員共済の分だけ記載がないのでしょう、どっちも記載しないならまだ分かりやすいかもしれませんが。
私は、もうすぐ60なので厚生年金の資格確認手続きと言うのをした方が良いのだそうですが、その場合には各共済組合の加入期間を証明する書類を取り寄せてつけなければならないそうなのです。そして、退職の際に年金の支払いを受けるときには、今度は厚生年金と国民年金の加入期間証明書を共済の年金担当に出さなければいけないのだということが分かりました。
国民年金番号制に統一するとき、いずれ調査がきて、これらの年金を一括して管理するようにするのだと聞いた覚えがありますが、「社会保険事務所は国民年金と厚生年金を把握すれば良い」と言う担当者の言い方にも腹が立ちましたし、年金の問題がこんなにクローズアップされているのに、担当の窓口の認識や態度はちっとも改善されていないのにも腹が立ちました。
「加入期間不足」と書かれて、不安で眠れなかった一晩、「良く読めば分かるでしょう」とか「そんなこと常識」。みんな素人なんですから、もっと分かりやすくして欲しいし、この煩雑さ、ほんとに全くです。
迷惑メールやめて
随分長くなってしまいましたが、どうしてももう一つ。
2週間コンピューターともメールとも縁のないすてきな時間を過ごしたのですが、帰ってきて、いそいでメールをチェックして見ると、何百通もの迷惑メールが来ていて、それを消すのに30分近くかかりました。
その上、メールの数があまりにも多いために、サーハーの契約要領を超えてしまい、まるまる1週間分のメールが受信できずじまい。
今日、大学に行っても、最初にやる仕事は迷惑メールを消しながら、本当に必要なものをより出す仕事。やはり30分近くかかりました。
全くもう。勘弁して欲しいものです。