2週間ぶりの母と

私と話しながら眠ってしまった母 

久しぶりの母とゆっくり話ができました

 母のことを書くのは、本当に久しぶりですが、ダイビングに行こうと決めたときに、あまり母の状態が良くなくて、長いこと高知を離れて良いのかどうか、とても気になっていたのです。

 母が病気になってから、私は、何回もダイビングに行きましたし、その時には、どこの国にいても通じる携帯電話をもっていっていましたが、一度クルーザーに乗って海に出てしまえば、緊急事態になっても、連絡は取りにくいし、たとえ連絡が取れても、ダイビングは僻地でやるのですから、おいそれとは日本に帰ってこられません。

 そんなわけで、今回も随分迷ったのですが、病院の方たちや、友人が励ましてくれて、行くことに決めたのです。

 卒業式を始め年度末の様々な行事に追われ、出発前に母に会ったのは、3月17日、気管支炎で高い熱を出した後のせいでしょうか、病室を訪ねてもほとんど寝ていて反応もなく、私がダイビングに行くことも充分伝えられないままに、高知を離れた私でした。

 今日、2週間ぶりに会った母は、随分元気そうになっていて、1時間近く話ができました。母と話をしながら、本当にうれしかった。ダイビングツアーの報告を書く前にまず、母のことを報告しておきたかったのです。