ダイビングへの道 3

ダイエットの後は

  スミランクルーズに行くと決めた昨年12月の末からダイエットを始めた。
  最初は、正月休みを利用して、リンゴダイエット、二日間リンゴだけを食べて、2キロ近く落としたが、新年会でちょっとつきあったらすぐに戻ってしまって不成功。
  仕方がないので、レトルトの糖尿病食とマイクロダイエットでカロリーコントロールしながら地道に体重を落としていくことにした。

  2月に入って、成績をつけたり、論文を書いたりするのが一段落したときに、ハリウッド48時間ミラクルダイエットというのを使って、合わせて3キロ体重を減らした。
  このミラクルダイエットというのは、二日間果物を中心に調合されたミラクルダイエットのジュースだけ飲んで、いわゆるミニ断食の状態にする方法である。
  この二日間のミニ断食を、1週間おいて2回して、そしてようやく60キロを少し割る程度になった。

  体重が2キロほど落ち始めた頃、体を水に慣らすことを始めた。つまり、プールに通って泳ぐことを始めた。

  実は、この1年ぐらいほとんど運動らしい運動をしていなかったので、1週間前にプールに行ったときは、20メートル泳いだだけで息切れがして、20メートルのプールを往復することもできなかった。
  「もう年かな、クルージングは無理かな」と、とても情けない気分になったのだが、時間を作って、1日おきにプールに通っていたら、今は、3往復ぐらいは休まずできるようになって来た。

  最初泳いだときは、明くる日起きられないぐらい疲れていたが、2回目3回目と、体調がどんどん良くなって来た。
  こうなればしめたものである。

  体重は、ここまで4キロ減って、着られなかった冬のスーツも着られるようになって、卒業式に着ていくものの心配もなくなった。
  たぶん体調もどんどん良くなって来るはずである。

  実は、この高揚感と充実感がダイビングの副産物の一つなのだ。楽しい目的を持たないと、つらいダイエットは続かない。やりたいことがあるから、いろいろなことを我慢してがんばれるという訳なのだ。

  でも、ダイビング終わった後も、体重を維持するのは、私の場合至難の業。4月からの激務の中で、栄養バランスとカロリーのことを考え、そして運動する時間を作る等、とてもできそうもないけれど、だからこそ、とにかくこの1ヶ月はがんばりたいと思う。私の健康のため、体のために。

 私の普段の体温は、今35.4℃ぐらい、基礎代謝が落ちていて、しかも移動はほとんど車、食べること飲むことが大好き。こんな私に、だれかリバウンドを防ぐ良い知恵があったら貸してください。