ダイビングへの道 1

1年4ヶ月ぶりのダイビングに心弾ませて

  度々書いているように、私の趣味はスキューバーダイビング、東京都を辞め、大学院に進学し、都立大の助手になり、高知に来るというように、仕事や住むところが変わっても、1年に1度は何とか時間を作って潜って来た。

  でも、2006年は、仕事もとても忙しく、第二次の更年期だったのだろうか、私の体調も精神状態もひどく不調、そして母が大腿骨を骨折したことも重なって、1度も潜りに行くことができなかった。
  潜りに行けなかったのは、1年だけであったが、さっきログブックを調べるまでは、2年以上潜っていないと思いこんでいたぐらい、私にとって、ダイビングできなかった1年は、ストレスだったようである。

  さっきまで2年も潜っていないと思いこんでいた私は、このままでは、私の生活の中から、大切なダイビングが消えてしまうのではないかと言う焦りを感じ、何が何でも近いうちに潜りに行くぞと決めたのは、昨年の12月半ばであった。

  潜りに行こうと決めたときに、私がまずすることは、私でも安全に1人で潜りに行けるところはどこかということを、私と400本近く一緒に潜ってくれ、私のことを知り尽くしている友人のインストラクターに相談すること。

  今彼女(大井手さん)は、ダイビングの手配を中心とした旅行会社で、世界の海を知っている利点を生かして、ダイビングツアーの手配をしている。

  私のダイビング歴は24年になるが、障害があるということと、とにかく60に近くなって、最近は、コンピューター相手に何時間も過ごしているので、体力の衰えもひどく、そんな私を安全に潜らせるには、やっぱり技術も手間もかかるので、私の体力も技術も知っている大井手さんが、「ここなら」というところに手配してもらうことにしている。

  相談をしたら、即座に帰ってきた答えが、タイのスミランクルーズで、私は、早速そこに申し込むことに決めました。

  出発は、3月の末、大学の授業は休みですから比較的長い休暇が取りやすい時期。
  出発まで1ヶ月以上もあるが、さっきまで2年以上潜っていないと思いこんでいた私なので、とにかくいろいろなことが心配になって、実は、3週間ほど前からばたばたと準備を始めている。

  自分の体調を整えるとか、しばらく使っていなかった機材が正常に機能するかを心配したり、自転車のゴム製のタイやチューブを探したり、タイの通貨は何だっけ、そうかバーツか、ええと円との交換レイトはどうなっているのかな? などなど
  いろいろなことが頭に浮かんで来る。

  実は、このどたばた、面倒なようでとても楽しい。そのどたばたを少し書いて行きたいと思っている。
  論文も、まだ1本書かなければいけないのですが、その緊張を和らげるためにも、きっと、出発までのどたばたを書くのは良い効果があると思うから。  

  私がいつも相談を持ちかける大井手さんのいるパイナップルツアーズのホームページです。見ると、ダイビングツアーのことがいろいろと分かりますし、私が行こうとしているスミランクルーズの様子も分かります。私も毎日眺めて、楽しんでいますが。