岡山にて

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(左の写真 ホテルのカウンターと私)
(右の写真 書類を書くために用意された場所)

 視覚障害リハビリテーションについての「特別講演会」の講師として、岡山に呼んでいただいたので、少し旅行気分を味わいたくて、1年ほど前にオープンしたばかりだと言う全日空ホテルに泊まることにした。
 ホテルの入り口を入って、すぐ正面のフロントでチェックイン手続きをしようとして、いつものことながら、フロントのカウンターの高さに、何ともいえない不全感を味わった。私の身長は、132センチ、情けないけれど、カウンターから首しか出ない。
 「こちらでどうぞ」と、フロントマンガ、近くの机と椅子に私を案内してくれて、無事チェックインカードに必要事項を記入することができたし、フロントマンの対応もスマートだったから、なんと言うこともないのだが、まるで小さなこどもになってしまったような寂しい感じが残った。

 お部屋は、モノトーンの落ち着いた雰囲気で、広さも充分、私の予想以上の快適さであったが、ここでも一つ困ったことがあった。それは、洗面台の高さが高いこと。顔を洗おうとすると、うんと背伸びをしなければならなかった。

 最近は、日本人の平均身長もどんどん伸びているし、外国人のお客様も想定しているらしく、カウンターも洗面台も高くなって来ている。でも、私のような障害者だけでなく、高齢の方たちの中には、まだまだ背の低い人も多いと思うのだ。そんな方たちは、不便を感じていないのだろうか。

 この頃は、どこのホテルもハンディキャップルームがあるが、ここは、車いすの方たちのためにつくられている。私のような杖を使っていて、背が低いものには、ちょっと大げさすぎる気がする。
 ハンディキャップルームほどでなくて良いから、背の低い人のために、洗面台や棚が設置されているような、そんなバリエーションがあったら良いのになと、そんなことを考えている私である。