ココ島のダイビングから9月29日の夕方に戻って来た。
戻って今日で丸4日。ふと気づくと、世の中は10月に入っていて、そしてなぜか,気温が急激に下がっていてびっくり。
冷蔵庫を開けても,ついに食べるものが何もなくなったので,重い頭と重い体を引きずるようにして買い物に出て行った。
いつも慣れ親しんだスーパーの店内が,なんだか違った空間に見え、何となくもたもたしながら,それでも、野菜や肉やそして今日の夜のための出来合のお寿司を買い物かごに入れていたら,「華麗なお正月のためにおせちの予約をお早めに」と言う場内放送にびっくり。そういえば、今年も後3ヶ月ないんだなと実感させられた。
年を取ったせいなのか,それとも15時間の時差がひどくきつかったのか、とにかく帰国して3日間、夢を見ているような,現実感がないような、そんな日々を送っていた。
とにかく今度のコスタリカへのツアーは,本当にすごかった。海には12回潜って,そのうち10回でハンマーヘッドを見ることができた。ハンマーが出て来ないポイントでも,座布団のように大きなギンガメアジとか、何十匹もごちゃごちゃと穴の中にうごめくエビとか、化け物のように大きなカエルアンコウとか、当たり前のようにホワイトチップが砂地に横たわっているし、大きなマダラエイが砂地に円盤を置いたように動かないでいたりする。
船上では、沢山の異文化体験をし、受け止めきれないほどの刺激を受けた。
大げさに言うと、人生の転換期に立ったような,そんな気さえするすばらしくも厳しい旅だった。
疲れるのも当然かなと思う。
この厳しく、とてもすばらしい経験を私ができるように支えてくださった、スタッフの皆さん、そして一緒に旅をしてくださったダイバーの皆さんに,とても言葉では言い尽くせない感謝の気持ちを持っていると言う事を,まで書かせていただいて、その上で,整理のついた所から、今度の体験をブログに書いて行きたいと思っている。
ようやく帰国4日経って,こんな事書けるほどに,体力も気力も回復したのかなと思う。