高知を離れて東京に来ました

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 2月に入って、連日高知の自宅を片付けるのに悪戦苦闘していたが、2月8日からの最後の5日間は、沢山の友人の力を借りて、何とか無事荷物の分別と掃除を終えることができた。
 
 とにかく高知のマンションは、89㎡もあり、一人で住むにはとても広くて、贅沢な空間だったので、東京から11年前に持ってきて一度もあけたことのない荷物もそのままとって会った。けれど、東京の住まいは、56㎡しかないので、4割ぐらいの荷物は処分しなければならなかった。

ぴかぴかに磨き上げられたガスコンロ
 しかも、私が引っ越した次の日に、この部屋を買いたいという方が見に来ると言うのだ。私はとにかく掃除が嫌いで、いろいろな口実をつけては、掃除をさぼっていたものだから、流し台には油がべっとり、ガスコンロや魚や機器は焦げ付き放題。こんな現状を見たら、見に来たお客がいやになるのではないかと思って、友人に助けを求めたら2時間もかけて、上記の写真の通り、ぴかぴかに磨き上げてくれて、感謝感激。
 きっとそのおかげもあって、この不況のさなか、私の住み慣れた部屋は、見事買い手がついた。

 連日の荷物との格闘、そしてだんだんに部屋が空になって行くのを見ていたら、とても侘びしい気持ちになり、そして、肉体的にも疲れがピークになったので、最後の二日は、11年前高知に来たときにも泊まった新阪急ホテルに泊まることにした。

 高知最後の夜、私の仕事仲間であり友人と「豪華なディナー」をとることにして、ホテル内のフランス料理のレストランに入ったら、ちょうどバレンタインフェアをやっていて、女同士だけれど、バレンタインのコースを食べることにした。

ハートのチョコレートゲーキ
 そうしたらデザートにこんなかわいいケーキが出て来た。味も量もちょうど良くて、私も友人も大満足。食事の後は、ホテルのバーでゆっくり語り合って、疲れもずいぶん楽になった気がした。

 13日の日の午前中無事に荷物を送り出して、午後の飛行機で東京に着いた。
 今まで何度も通った道だが、いつもとはなんだか感じが違った。

 そして、荷物が入る前の今日、掃除のプロの方に入ってもらって、フローリングにワックスを掛け、窓ガラスを磨いてもらって、購入後3年たっているこの部屋だが新築のようになった。
 
白い壁と何もおいていない床
 明日高知から山のような荷物が届いたら、この部屋はすごく狭くなって、白い壁も、何もおいていない床も、もう2度と見られないと思い、こんな写真を撮って置くことにした。

 荷物を予定の場所に入れるのは、とっても大変な作業になりそうだが、もう一息がんばろうと思う。

 高知で助けてくださった皆様。本当にありがとうございました。