1月6日にブログを書いてからあっという間に1ヶ月が過ぎてしまった。
東京への引っ越しの様子をつぶさに書きますなどと言ったけれど、引っ越しと言うのは何とも雑事が多くて、全然気持ちにゆとりが持てず、何も書くことができないでいる内に、高知での最後の大きな仕事になる「第11回視覚障害児早期教育研究会」の当日になってしまった。
大会は、高知県立盲学校の先生方や参加者がしっかり盛り上げてくださって、無事終了し、私は、とにかくほっとして、そして、看板の前で記念撮影などをしてもらった。
参加者も、100人を超えて、高知の地元からも50人ほどの参加者があり、本当にうれしかった。
中でも、私より2歳年上の全盲でご主人と治療院をしながら、立派に主婦業を果たしている井川さんとの対談「私はこのように育ち、今の私になった」の評判が良かったのが、本当にうれしかった。
「目の見えない者には、とにかく何でも触らせて体験させることが第一」と考えて、井川さんを育てた明治19年生まれのすばらしいお婆さまに感謝しながら、体験を熱っぽく語る井川さんの軽妙なトークは、本当にすばらしかった。
その井川さんの書いた原稿を、下記に二つに分けてPDFファイルでアップするので、是非ダウンロードして見ていただければと思う。
高知での最後の仕事が終わり、いよいよ移動。何とも言えない気分だが、とにかく乗り切らなくては。
書けるときに、早期教育研究会の報告をしたくて、とにかく書いた次第です。