(左の写真はスタジオでの収録風景 右は収録を終えてほっとしている所)
6月の頃だったろうか、学部長に呼ばれて、「高知ケーブルテレビで、大学の先生や専門学校の方たちが、自分の得意分野について講演する番組がある」「社会福祉学部にも出演依頼が来たので出て見ないか」といわれた。
番組は30分で、その中の25分を使って自分の専門分野の話をする。それが1ヶ月の間に20回ぐらい繰り返し放送されるとのことであった。しかも、出演料の代わりに、番組のDVDをもらえて、それは私が自由に使って良いとのこと。つまり著作権は私ということのようだ。
これは、視覚障害者リハビリテーションやロービジョンケアを宣伝する良いチャンスだと思い、その場で出演を快諾した。
番組の収録はまだまだ先と思っている内に、9月が来て、10月になって、ロービジョン学会やら重症心身障害学会やらで発表するための準備、そして後期の授業が始まって、その準備。あれよあれよという間に収録の日が近づいて来た。
高知の仕事仲間や、国立リハビリテーションセンターの先生などに無理を言って、ロービジョンの見え方が分かるような映像を借りたり、パワーポイントを整えてもらったりして、何とか撮影用の資料が調ったのがなんと昨日。
話のあらすじが出来てからは、25分に納められるように、自宅で練習を繰り返して、あまり緊張しないはずの私だけれど、この1日2日はなぜか夜中に目が覚めてしまって。
スタジオに行った時は、心臓がどきどき。でも収録が始まってしまったら、思った以上にスムーズに撮れた。心配していた時間も25分足らずで終わった。
「時間が短くてたすかりました」と制作スタッフの方にいわれて、ほっとしたけれど、ぎりぎり27分まで話してもらって良いといわれていたので、「あそこはもう少し強調して、丁寧に説明すれば良かった」などと、ちょっと心残りな私であった。
とにかく終わった。今日の夜はおいしいビールが飲めるかなと期待している私である
所で番組の名前は「エキスパート12」、最初の放送は11月3日(土)午後2時からで、11月中の週末に15回程度放送される。
詳しくは高知ケーブルテレビのホームページから自主放送案内をクリックしてスケジュールをダウンロード出来るので、興味のある方は見てください。